2013年06月16日

子どもと公園と駄菓子屋の三位一体の都市

1.守口市の特徴 
守口市は大都市、大阪市の隣に位置する市である。交通の便に関しては、守口市は文句なしに素晴らしく整っている。しかしながら、大阪市ほど都会で無く、自然がいっぱいの都市である。その一つの根拠として公園の多さがある。筆者の家から歩いて5分以内に大小7個ほど公園があるので、1週間毎日違う公園で遊ぶことが出来る。また公園の近くには必ずと言っていいほど1つ以上の駄菓子屋さんがあり、公園で遊ぶ子どもたちの憩いの場となっている。
では、公園と駄菓子屋のつながりがどれほど深いか、見てみよう。

2.公園と駄菓子屋
(1)鶴見緑地公園
この公園の広さは守口市随一で、釣り堀、馬事園、パークゴルフ場も存在している。この公園の大きな恐竜の遊具は鬼ごっこに最適である。また国際庭園と言うものもあり、各国の象徴的な建物などを表した庭がある。様々な建物があるのでかくれんぼや缶けりにはもってこいの場所である。噴水iこの写真は、夏の一大スポット噴水である。今も十分暑いので水が出てもいいと思うが、7~8月頃にならないと出てこない。7~8月は裸の子どもであふれかえっており、にぎやかである。
(2)つるみ屋
ここは鶴見緑地で遊んだ、もしくは遊ぶ前にお菓子を補給する地点である。筆者も小学校時代、鶴見緑地に遊びに行くときは必ず寄っていた場所である。この駄菓子屋で一番のおすすめはここだけで売っているアイスである。どういう工程で出来たのかさっぱりわからないが何故かおいしい。写真を撮るついでに買ってみたがやはりおいしかったし、なつかしさもでてきた。つるみ屋
(3)大枝公園
ここは信号を挟んで二手に分かれており、西側はテニスコートと広い砂のグランド、東側は野球場と相撲の土俵がある。この公園は春は桜、秋には紅葉がみられ、一年中大人も楽しめる公園である。ここでよく花見の季節はバーベキューを行っている人を見かけるが実際はバーベキューは禁止であるようだ。野球場は毎週土日、リトルorシニアリーグの試合が行われており、大きな声が響いている。筆者はこの公園で逆上がり、自転車の練習をした場所なので大変思い出深い。大枝公園
(4)たみちゃんの駄菓子屋
正式名称は不明である。駄菓子屋のおばあちゃんの娘がたみちゃんというあだ名で呼ばれていたので、その周辺に住んでいる人はみんな「たみちゃんのとこ」と呼んでいる。この駄菓子屋はお菓子の種類は多くないが、さまざまな遊具が売っており、何かを買うと必ず10円割引券をくれる。筆者はここではよくジュース(30円)を買っていた。とても甘く、のどの渇きはまったく潤すことは出来ないが、なぜか飲んでいた。今では全く飲もうと思わない。
(5)パンダ公園
正式名称大宮中央公園である。公園の中央部にあるオブジェにパンダがいることからパンダ公園と呼んでいる。この隣に筆者が入っていたサッカーチームのグランドがあり、サッカーの練習が終わるとこの公園でよく遊んでいた。パンダ公園は特に街灯が少なく、夜はかなり暗くなるので注意。この近くにあった駄菓子屋はなんと、潰れて駐車場になってしまっていた。よくおまけをしてもらった覚えがあったので残念であった。
以上が昔よく行っていた公園と駄菓子屋である。守口市にはほかにも公園はたくさんあり、各々の校区でよく行く公園は変わっている。しかし、守口市の子供と公園と駄菓子屋の三位一体はどの校区に行っても変わらない。今後も変わらず子供の笑い声が響く守口市のままであってほしい。


最後に守口市の土地の変遷について少し付け加える。守口市は元は一帯が畑であり、1585年に豊臣秀吉が守口に休息した際、その風味を賞讃し、土地の名前を取って守口大根と名前をつけたと言う話もあるくらいである。ずっと畑作などが盛んであったが、大阪市のすぐ近くという土地柄から、パナソニックと三洋電機の本社ができ、人が集まって人口が多くなり、今では全国10傑に入る人口密度である。土地利用の特徴としては、京阪守口市駅を境にして上半分は三洋、パナソニックの本社があり、工場、大型ショッピングモールなどがある。筆者が住んでいる下半分は主に住宅地となっている。しかし公園と駄菓子屋は守口市全土に分布している。
昭和50年ごろの守口市錦小学校周辺
昭和50年ごろの錦小学校周辺



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Posted by グッドモーニングイマムラ at 18:35Comments(0)